そろそろ来年の手帳について考える

10月に入ってだんだんと年末に向けての予定が入り始めました。

そうなってくると私の頭の中は来年の手帳をどんなものにするか、来年はどういう風に手帳を使っていくのか。そんな事がずっとグルグルしています。

岐阜の田舎で生まれ育ち、学校から帰ったら弟たちと山の中に作った秘密基地に駆け込んで自分たちで木に絡まっている太い蔦を外してターザンロープみたいにして遊んでいた《じゃりんこ》のくせに、本も好きで友達が誘いに来てくれても、本を読みたいからという可愛くない理由でその誘いを断って、一日中本を読み耽るという少女時代を過ごしていた私なので、好きなときに好きな場所で自由に書き込める手帳がしっくりくるんでしょうか~。

手帳なら何でも良いという事ではないのがまた手帳オタクの厄介な所で

もうこれまで十分失敗と後悔をして自分にしっくりくる市販の手帳はこの世に存在しない事は分かっているので

今年はいつものトラベラーズノート(大きいサイズ)を自分の使いやすいA6サイズに切りなおして、中にはA6の薄型手帳とSLOW JOURNAL、以前NHKさんが取材に来てくださったときに頂いたDomo-kunのメモ帳を挟んで使っています。

仕事で使うのはトラベラーズノートに挟まれている普通の手帳、日記やその時心に残った本の一節やその日に会った方から頂いた人生の指針とかそういうプライベートな事はSLOW JOURNALに。

Domo-kunには気になったことをただただメモをする。

でもそれは必ずフリクションペンを使って書くので、後になって別に要らなくない?っていう情報はそのまま消去、これは!と思う気付きは手帳の方に書き写してから消します。

多分わたしが求める手帳は自分の外部脳としての役割を果たしてくれる存在なんだと思います。

・作品制作や今後の展開を考えるヒントや気付きを言語化してそこから思考にアクセスする。

・いつでもその瞬間にアクセスできる。

・忘れないうちに捕まえておくことが出来る。(情報の海に放流してしまうようなことにならない)

想念の殴り書き、スケッチの場所なのかもしれません。

来年はどんな手帳の使い方が自分にフィットするのか。このままでいくのか。

考えてるだけでワクワクです。

でも自分でカスタマイズしたトラベラーズノートだけはおばあちゃんになっても使い続けたいな~。


今日の日記は私の手帳愛について、この偏愛については納得できる人、まったく理解できない人真っ二つに分かれるところではありますがお付き合いいただいてありがとうございます。


ついでの話~

昨日、私の教室の動画とネットショップについての相談をして

そのあと友人も交えて食事をする機会がありましたので、先日生徒の皆さんにはご紹介したお薬手帳と診察券の個人管理ケースをプレゼントしました。


これも病院なんてそんなに行かないし必要ないわ~という方と、ちょうど家族それぞれが個で管理できるものが欲しかったという方とおられます。

私の癖なんでしょうね。

急な不幸の時に慌てないように礼服やお数珠、袱紗やハンカチ、靴、ストッキングなどを<お悔やみセット>で準備しておきたい、地震や災害が起こった時に慌てないようにハザードマップを確認して家族の連絡手段や集合場所を決めておく。

それと同じで病院に行かなくちゃっていう時に診察券やお薬手帳をいちいち探したくない。

急なトラブルで自分が振り回されるとイライラしがちな性分なので、未来の自分の安定剤を今から少しずつ準備しておきたい。

あぁ、文字にしてみると何てちっちゃい人間なんだろう~って思えてきちゃった(笑)

Quilt-AKI

絵本キルト作家 キルト講師 名古屋の隅っこでキルト教室を主宰しています。

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