生徒さんからの学び

昨日撮り忘れてしまった足立さんのペンケースですが

今日、二つ完成しましたよ〜とメッセージと共に完成写真を送っていただきました。

知的で上品、心の広さと強さを備える女性は、作られるものも、発せられるお言葉も豊かです。

レッスンで制作されたクッションも私のお見本とは全然違う、この品格の高さよ、、、

あぁ、早く大人になりたい、

という気持ちの今日、ジムで走りながら考えていたことを呟いてみようと思います。

↓ここからは私の独り言です〜

生徒さんたちとレッスン中にお話をさせていただく中で私自身にもいろんな気づきがあります。

なぜ少人数レッスンにこだわって教室運営をしているのか

どうしてキットを組んでカリキュラムをつくらないのか

私はレッスンをする中で「皆んなと同じものを作る」のではなく、「あなたらしい、あなただから表現できるキルト制作」に重心を置いています。

大量生産、大量消費で日常が慌ただしく流れていく中で、自分の心に寄り添う時間を持てる人がどれほどいるんでしょう。

今だからこそ、その時間がとても大切なのではないかと思うのです。私にとってはそれがキルトに向かう時間でした。

家族や大切な人との絆に想いを込め、少しずつ縫い上げていく喜びがあったり

小さな歯切れを重ね、色を重ねていくうちに、思いもよらない魅力に出会ったり、新たな閃きに胸が弾んだり。

それは毎日を流しているだけでは得られないものです。

レッスンに集われる方の中にも、同志が集って制作しているその刺激に満たされた空間の中、

ママ友とか、職場仲間とか括られた仲間内ではない場所に身を置いてみると、

長年囚われていた自分という幻影や、固く纏っていた殻みたいなものを破って

新たな自分を発見される方もいらっしゃいます。

そういう場で、今まで経験し得なかったものに、大人になってからチャレンジしていくことで、各々の人生に広がりを感じていただける空間でありたいなと思っています。


最近の私はそんなこんなで

真面目に生きていてもこんな事があるんですかっていうピンチにヤラレそうになっていますが、そのどれからも学ぶべきものは隠れていると思っています。

それらを取りこぼすことなく、起こった事象が、悲しかっただけ〜とか、楽しかった〜で終わらないように。

日々、生徒の皆さんの生き方や考え方を見聞きして、まだまだ精進しようと思います。

いつか凛としていて強おおおい女になれるように!

と、足立さんとメッセージのやり取りをしながら思った今日でした。






Quilt-AKI

絵本キルト作家 キルト講師 名古屋の隅っこでキルト教室を主宰しています。

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